1.日時 参加申し込み締め切り 2025年 3月 1日(土) 大会 2025年 3月 4日(火) 13:00-18:00 9路 2025年 3月 5日(水) 10:00-16:00 13路 15:30-16:40 決勝ツアー(ミニ4駆、カーリングなど）、ポスター発表17時-18時。懇親会 18時-20時。 (※1) 参加者が多い場合はスイス式7回戦程度、少ない場合は総当たりを予定しています。 (9路は参加者数が少ない場合は黒白2局づつ対戦します) (※2) 現地の会場ではWiFiが使えます。パスワードは会場で公開します。 (※3) 現地とオンラインの混合開催です。現地参加を推奨します。 (※4) 当日の対局の連絡などはSlack、Zoomで行います。後日、参加者に通知します。 (Zoomは会話時以外は通信負荷を減らすためにカメラOFF,音声ミュートでお願いします)。 2.場所、交通 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘 1-5-1 電気通信大学 ： 西9号館3F 多目的ホール(学内マップ：68) (予定) 電気通信大学へは京王線調布駅北口から徒歩約10分です。 エンターテイメントと認知科学研究ステーション 主催 3.参加資格 どなたでも ・思考部のソースコードが開発者自身により書かれているプログラム。 ・すべてが自身で書かれていなくとも、他に何らかの独自な工夫のあるプログラム。 参加希望の方は、お名前、プログラム名、参加区分(9路のみ参加、13路のみ、9路と13路両方)、現地かオンラインか、を書いて
宛までメールを下さい。
（すべて小文字で ワイ、エス、エス、アット、ビー、デー、ドット、エム、ビー、エヌ、ドット、以下です）
見学の方は事前にメールしなくて結構です。
参加費は一般2000円、学生500円。(学生のポスター発表者は免除。オンラインも免除)
4.使用するコンピュータ
(1)自由です。
5.通信対局方式
CGOS(大会版)を利用した通信対局です。Go Text Protocol(GTP)で動くならば接続可能です。
CGOSに接続して対局が出来れば大会にも参加可能です。
サーバのソースは公開されています。
大会用のサーバは
203.138.189.63
ポート番号は 9路は 6809 です。
ポート番号は13路は 6813 です。
GTPで動くプログラムであれば、下の2つのいずれかを使ってCGOSに接続することが可能です。
PythonでCGOSに接続するスクリプト
cgos-client-python-v1.1.0.zip
CGF碁盤。Windows 11。
cgfgoban112.zip
大会前日までテストが可能です。
cgos-client-python を用いて対局するには
1. Pythonのインストール
下のページで「Windows installer (64-bit)」を選んでください。
https://www.python.org/downloads/windows/
2. python-3.11.4-amd64.exe を実行。"Add Python.exe to PATH" にチェック。"Install now" をクリック。
3. cgos-client-python-v1.1.0.zip をダウンロード。
4. cgos-client-python-v1.1.0.zip を展開
「スタート」で右クリック、「エクスプローラ」、「ダウンロード」フォルダを開く、「cgos-client-python-v1.1.0」で右クリック、「すべて展開」
5. simple.cfg を編集( cgos-client-python-v1.1.0\cgos-client-python-v1.1.0\ の下にあります)。
CommandLine = python C:\TamaGo\main.py --model C:\TamaGo\model\sl-model.bin --time 600 --cgos-mode true --superko true
ServerHost = 203.138.189.63
ServerPort = 6809
ServerUser = your_program_name
ServerPassword = password
上は2023年のコンピュータ囲碁講習会のTamaGoを教師あり学習版で動かす場合です。
TamaGoの設定手順はこちらを。
プログラム名は英数字で18文字までです。
パスワードは英数字で16文字まで。初回ログイン時の内容で登録されます。プログラム名と同じでも構いません。
6. コマンドプロンプトを開く
「スタート」「すべてのアプリ」「Windowsツール」「コマンド プロンプト」
7. ディレクトリを移動(以下はコマンドプロンプトの中で)
c:\Users\yourname> cd Downloads\cgos-client-python-v1.1.0\cgos-client-python-v1.1.0
8. CGOSに接続
> python bin\cgosclient.py simple.cfg
9. adminでログインしてテスト対局を開始。太字の赤が入力する部分です。
$ telnet 203.138.189.63 6809
Trying 203.138.189.63...
Connected to 203.138.189.63.
Escape character is '^]'.
protocol genmove_analyze
e1
username
admin
password
admin
ok
who
gnugo1 waiting 0 1800.0 200.0
gnugo2 waiting 0 1800.0 200.0
Aya waiting 0 1800.0 200.0
match Aya gnugo1 600 600
match Aya(1800?) gnugo1(1800?)
10. Windows版のtelnet はLine Modeに非対応なので推奨しません。
PuTTYをご利用下さい。64bit版のバイナリ。
11. PuTTY.exe を実行して
「Host Name」 203.138.189.63
「Port」 6809
「Connection Type」で 「Other」を選択してコンボボックスから「Raw」
「Open」で接続できます。
これでdummy1が黒番で対局が開始されます。"match dummy1 your_program_name 600 600" だとdummy1が白番になります。
dummy1 waiting 0 1800.0 200.0 と waitingになっているのが対戦可能です。
13路の場合は simple.cfg で
5. ServerPort = 6813
に変更し、admin での操作で
「Port」 6813
16. "match your_program_name gnugo1 900 900"
にして下さい。
CGF碁盤で対局するには
1a. cgfgoban112.zip をダウンロード。
2a. cgfgoban112.zip を展開
「スタート」で右クリック、「エクスプローラ」、「ダウンロード」フォルダを開く、「cgfgoban112.zip」で右クリック、「すべて展開」
3a. cgfgoban.exe を実行 ( cgfgoban112\cgfgoban112\ の下にあります)。
4a.「設定」「GTPの設定」で
python C:\Users\yourname\Downloads\TamaGo-main\TamaGo-main\main.py --model C:\Users\yourname\Downloads\TamaGo-main\TamaGo-main\model\sl-model.bin --time 600 --cgos-mode true --superko true
5a.「対局」「新規対局」でBlackを「CGOS」、Whiteを「Computer(GTP)」に。(黒白は対局開始時に自動的に決まります)
「IP(URL)」 203.138.189.63
「Port」 6809
「Login name」 your_program_name
「password」 password
6a.「Board Size」 9
「Komi」 7.0
「Handicap」 None
7a. 「OK」でCGOSに接続します。以下は 9) adminでログインに。
テスト対局を含む観戦は http://203.138.189.63/gat2025/ で可能です。
実際の通信の内容サンプルはこちらです。
お願い
評価値と読み筋をサーバに送って表示できます。
ぜひ cgos-genmove_analyze を実装して評価値と読み筋を送ってください。cgos-genmove_analyzeの仕様など。
実装例のソースなどはこちらなど。
6.対局
(1) 手合割
9路、13路ともに互先、コミは7目。
(2) 先後
組み合わせソフトで決めます。
(3) 持ち時間
9路盤は10分切れ負け、13路は15分切れ負けです。消費時間はサーバで計測します。
(4) ルール
9路盤、13路盤、ともに中国ルール、とします。
盤上の石の配置のみが再現する手を打った場合、
負けになるルールとします。こちらの上の図で
白が a 黒が b、白が今の黒石を取る、となった場合、白の負けとなります。
３コウも先に同一局面を作った側の負けとします。
7.終局と勝敗の決定
(1) 対局の停止
次のいずれかの時点で対局を停止します。
a) プログラムの一方がパスし、次いで相手方もパスした時点
b) プログラムの一方が投了の意思表示をした時点
c) 操作者の一方が投了の意思表示をした時点
d) 一方の持ち時間が無くなった時点
e) 400手目の着手完了またはパス時点（パスも１手に数えます。
プログラムあるいはプログラム操作者が対局を停止させます）
13路は200手の着手完了時点。
f) 反則があった時点。
(2) 終局
7(1)a)の場合には、対局の停止後、終局とし、プログラムあるいは
プログラム操作者が対局の再開を要請することはできません。
プログラム操作者同士が、勝敗に合意することにより対局を終了し、最後に審判が
合意を確認して勝敗を判定します。一方あるいは双方のプログラム操作者に判定が
困難な場合、あるいは双方で勝敗に合意出来ない場合は、審判が勝敗を判定します。
(3) 投了の場合の処理
一方のプログラムまたは操作者が投了の意思表示をした場合には、投了した
方の負け、相手方の中押勝とします。
(4) 時間切れの場合の処理
持ち時間を使い切った場合には、使い切った方の時間切れ負けとします。
(5) 400手の場合の処理
審判が石の死活および地を確認することにより対局を終了し勝敗を判定します。
(6) 反則の場合の処理
反則した方を負けとします。
8.対局ルール
ルールの解釈については、審判の解釈に従って頂きます。
9.棋譜
a)棋譜の提出は特に必要としません。